クリニックにモリタ製作所のCTが入りました。

決め手はなんといっても細部まではっきりみえる画質、広い撮影範囲です。

副鼻腔の手術、中耳の手術を行う当院では診断と治療の要となります。

とくに副鼻腔手術ではメドトロニック社のナビゲーションとリンクして、安全かつ正確な手術の手伝いをしてくれます。

以前口からきる蓄膿症の手術をなさった方にできる術後性頬部嚢胞の一部、複数回の手術を受けていらして正常な構造と解剖学的構造が異なる方には非常に有用です。

(米国耳鼻咽喉科学会はナビゲーションの使用をこのような症例に推奨しております

当院は安全な手術を受けていただくために、脳や目と接する副鼻腔手術を受けていただく方にはナビゲーションの使用をすすめております。

また中耳範囲では鼓膜全体が1cmという小さいものです。顕微鏡を用いることで耳の入り口から見える範囲はわかります。

しかし鼓膜の奥に原因があって生じた難聴には画像診断が有用です。

CTがなければ診断できない病気があります。

自分の病気の原因をはっきりさせたい方だけでなく、近隣の先生でCTをお持ちでない先生にもお使いできるようにしたいとしたいと考えております。