手術室に手術用ベッド、麻酔器が入りました。

当院の耳手術のセッティングを手術用顕微鏡もいれて再現いたしました。

私が勉強させていただいた日本で最も中耳手術を行っている東京女子医科大学東医療センター須納瀬弘教授の師匠であるMario Sannaが提唱する手術室を実現しました。

手術室のベッドは、大学病院レベルで使用されるものと同様の高さだけでなく、左右にも倒せるタカラベルモントの手術用ベッドです。

手術用に用いている顕微鏡はOpmi Picoに焦点距離を変えられるバリオスコープというオプションをつけて中耳手術用にカスタマイズしました。

院長の最も得意としている鼻副鼻腔手術では、このようなセッティングのほかにStriker社の1588とMedtronic社のナビゲーションシステム、IPCシステムという大学病院に引けを取らない器具を使用します。

麻酔器に関してもGE社のCarestation650という小型なハイエンドモデルを採用させていただきました。麻酔器は患者さんの命を預かるものなので、副院長と話し合い最高の機種を選定しました。